結婚と育児

人間の子供は、魚の子供たちとはちがって、育てるのに手数がかかりすぎます。生れてすぐひとりで生活できないのが人間の子供たちなのです。こんなわかりきったことをいまさら書き立てたのはほかでもありません。もしあなた方に二十人以上の子供を生める力があり、しかも二十人なんて育てる力がとてもないものとすれば、けつきよく、あなた方は産児を制限するよりほかにない。これをいいたかったのです。もちろん、あなた方は産児制限をしなくてもふつう二十人以上を生むことはありません。「自然」があなた方の味方をして産児制限をやっているわけですから。けれど「自然」は、いつでもこういうふうにあなた方の味方をするものでしょうか。それどころか、「自然」は人間をもふくめてあらゆる生物に向って、「生めよふえよ」と命令しているのです。ですから自然のままに放っておくことは、あなた方がいくらでも子供を生むということなのです。ものごとは、極端なぱあいを考えると、はっきりします。「私には育てる能力があるのだからいくら生んでもいい」という考えは、すべての母親が二十人の子供を生んだとしたら、どういうことになるか、それを考えれば、じきにそのよしあしが判断のつく問題です。あなた方は健康にまかせて二十人生むべきではない。いや十人でも多すぎましょう、いや、いや、それどころか、その半分五人でも多すぎます。子供を生むことは、生理の問題です。ところが、子供を育てることは、心理の問題、神経の問題なのです。子供を次から次と生み、かつ育てることは、あなた方がほんとうに疲れきってしまうことです。身も心もクタクタに疲れきってしまいながら、しかも、その疲れた体と心でどうして子供を幸福に育てることができましょうか!面倒見が良いオンナはモテます。

出典:出会い系 サクラいない

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